山行報告

硫黄岳

期日 2025年6月29日(日)~6月30日(月)
天候
参加者 4名
レベル やや健脚向★★
コースタイム 立川7:21あずさ1号=小淵沢8:53/9:18=野辺山9:49タクシー=杣添尾根入口10:15/10:30―横岳登山口10:55―テラス13:40/14:00―三又峰15:05―横岳15:30―硫黄岳山荘16:15(泊)6:40―硫黄岳7:05/7:10―夏沢峠7:55―箕冠山8:35―根石岳8:45―東天狗岳9:30/9:50―西天狗岳10:10/10:40―第一展望台11:25―唐沢鉱泉13:00/14:30タクシー=茅野15:05/15:42あずさ42号=立川17:38
コメント 西日本は早くも梅雨明け宣言され、関東もまもなくのこの時季、2日間お天気に恵まれ下界の暑さもなく快適な山旅でした。
1日目 杣添尾根~横岳~硫黄岳山荘
 野辺山駅からタクシーで約20分の杣添尾根登山口からスタート。八ヶ岳の森の中を春蝉を聞きながらひたすら登り、中間点を過ぎまもなく標高2600mのテラスに出る。一気に視界が開け、赤岳や眼下に野辺山高原。ここから高山植物が途切れることなく咲く山道。登山口から標高差約1100mのきつい登りをクリアすると稜線の三又峰到着、今回の山行の最も過酷な4時間の登り。ここから多種多様な花々を愛でながら鉄梯子やトラバースの岩稜の横岳を通過し、硫黄岳山荘へ。
 山荘は昨年内装が一新され、ウォシュレットトイレも、ふかふかの寝具も、カーテンでしきられた個室も最高でした。1万4千円也。
2日目 硫黄岳山荘~硫黄岳~東・西天狗岳~唐沢鉱泉
 山荘近くのコマクサやウルップソウ・キバナシャクナゲを楽しみながら硫黄岳山頂へ。
展望を楽しむには朝の絶好タイム、北・中・南アルプスの峰々から御嶽山・北八・南八・・・。
此処から夏沢峠への急下降、アップダウンを繰り返し東天狗岳から西天狗岳へと、眺望と花を楽しみながら縦走。西天狗から岩だらけの急降下が続くこと約2時間半で唐沢鉱泉へ。
温泉に浸かりテラスで生ビール、高原のかぜに吹かれながらの至福のとき。
〔出合った高山植物〕イワカガミ、チョウノスケソウ・オヤマノエンドウ・ウルップソウ・キバナシャクナゲ・キンバイ・コマクサ・オサバグサ・ナナカマド・・・残念ながらツクモグサは見つけられませんでした。