十文字峠~甲武信ヶ岳
期日 | 2024年6月5日(水)~6日(木) |
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天候 | 晴 |
参加者 | 9名 |
レベル | やや健脚向★★ |
コースタイム | 高尾駅7:07=甲府駅8:38/8:50=小淵沢駅 9:43/10:07=信濃川上駅10:50/10:55=毛木平登山口11:25/12:00―水場12:27―八丁坂―十文字峠―十文字小屋14:00/14:10―十文字山14:30―カモシカ展望台15:20―十文字小屋15:40(泊) 6:00―大山6:55―武信白岩山北峰8:00―南峰8:12―三宝山9:50―甲武信ヶ岳10:45/11:25―千曲川信濃川水源地標12:10―なめ滝13:38―慰霊碑14:40―毛木平登山口15:30(ベニバナイチャクソウ散策)16:00―信濃川上駅16:40/16:50=小淵沢駅17:32/17:45=高尾駅20:08 |
コメント | 1日目 毛木平~十文字峠 登山口の毛木平の春ゼミの大合唱に迎えられ出発。直ぐに沢を越える。この川が千曲川で、新潟県で信農川と名前を変え日本海に注ぐ。しばらくは川に沿って歩く(水場あり)。標高1800m道が急になる八丁坂、曲りくねった道を歩き、スタートして2時間で十文字小屋に到着。アズマシャクナゲが満開と言いたい所だが今年は裏作年との由。花が咲いているのは約1週間、花の色が次々変化していく。小屋にザックを置いて十文字山、カモシカ展望台を散策。今夜はランプの小屋で泊る、星空が綺麗です。 2日目 十文字小屋~甲武信ヶ岳~毛木平 朝6時、小屋番の女性に見送られ出発。森の様子が変る。奥秩父の原生林と言われるコメツガの森となり、コケだらけ700種類もあるらしい。信州側の乾いた空気を埼玉側の湿った空気が合わさるとキリが発生しここが溜まる場所との由。大山までは木の根と岩の急登をシャクナゲが囲む。途中クサリ場も幾つかあり気が休まらない。グングン高度を稼いで行く。岩峰の武信白岩山北峰を通過し、歩き始めて2時間40分尻岩に到着。ややゆるやか登りとなり、約1時間で埼玉県最高峰三宝山に到着。奥秩父は森林限界がなく、森が山頂まで続く。さらに1時間で甲武信ヶ岳へ。山頂からは雪を被った富士山と間ノ岳と北岳、手前に金峰山や瑞牆山が、まさにトップレベルの山々が一望できた。流石が百名山である。ここで昼食を取る。 リーダーから下り20分はザレた急降下、注意して下さいと声が掛かる。山頂直下イワカガミ発見。下り始めて40分、千曲川源流地標に到着、ここからは遊歩道歩きとなるが、名ばかりでなかなか歩きにくい。途中小さなせせらぎの中にコケに包まれた岩が点存する箱庭の様子を見せる所やナメ滝、さらに下るとカラマツの林とドンドン心が開放されて行く。 予定通り毛木平に下山し、改めて周辺に咲くベニバナイチャクソウをカメラに納める。奥秩父の森の魅力を深く味わった山行であった。無事下山できたことと山行計画に感謝します。 |