岩手山
| 期日 | 2023年8月4日（金）～5日（土） |
|---|---|
| 天候 | 晴 |
| 参加者 | 4名 |
| レベル | やや健脚向★★ |
| コースタイム | 大宮駅7:57こまち5号＝盛岡駅9:44/10:45＝バス＝小岩井農場11:15/15:00＝国民休暇村「網張温泉」15:50（泊） 6:35―網張温泉スキー場リフト乗り場6:40/7:00＝リフト3本＝いぬくら7:40―黒倉山分岐9:20―大地獄・鬼ヶ城分岐9:40―花畑コース―八ツ目湿原10:25/10:35―9合目・不動平避難小屋12:00/12:45―岩手山頂（薬師岳）13:25/13:45―平笠不動避難小屋14:05/14:15―5合目・ツルノハシ分れ14:50―焼走りコース―第1噴出口跡15:20/15:25―第2噴出口跡15:35―焼走り登山口16:50/17:00＝タクシー＝盛岡駅18:05/18:50こまち41号＝大宮20:39 |
| コメント | 1日目 小岩井農場（まきば園）散策 晴 岩手山麓の広大な原野を明治時代に開墾し、農場に変えたいという決意のもと明治24年開設されたという。｢小岩井農場」のネーミングは、中心人物の鉄道庁長官だった井上勝、日本鉄道会社副社長の小野義眞、三菱社長の岩崎彌之助の名前一文字から命名したという。 牧場から牛舎から赤いサイロからも岩手山が望め、翌日の山登りの気分が盛り上がる。猛暑の夏、日中は牛達も扇風機のまわる牛舎の中。ビーフカレーとアイスクリームをじっくり味わって頂いた。ご馳走様。 宿泊の網張温泉は、小岩井農場から送迎バスで約40分。山岳信仰の対象とされ、江戸時代に勝手に入浴できないよう温泉に網が張られていたことが温泉名の由来になったとか。 岩手山の西の山麓の標高770mにあり、近くは秋田駒ケ岳や八幡平、遠く雫石の街など絶景が楽しめる。1日目はリゾート気分を満喫。 2日目 岩手山 晴 網張温泉リフト760mから出発。シーズンリフトを味わい40分、犬倉330mから歩き出す。岩手山は富士山の5コースより多い7つのコースの登山道がある。一方の裾野が長く、他方が短い姿から「南部片富士」とも呼ばれるとのこと。 今回はその長い登り道を選び、1500mまでの3時間はなだらかな樹林帯が続く。アザミやエーデルワイス等高山植物のオンパレード！「お花畑湿原」で周囲の雄大な山々を展望した所から、やっと登山らしい急登。 12時には9合目（目の前にはさえぎる物もなく岩手山の見事な全貌。）周りには若者や外国人の姿も。目の前の頂上を登る人達の姿を眺めながら昼食。花はコマクサ、岩ききょう、タルマエ草の群落に変わっていた。 ここから頂上までの1時間、頂上からの3時間半の下りが思いがけず、岩手山最高の難所、ハードな上り下りでした。 頂上から1300mの下りはすべて2度の噴火から発生した熔岩流（国の天然記念物）｢焼走りコース」は大小の砂利。1歩毎にすべってしまい、緊張して下っても転倒しない人はいませんでした。 無事、予定通り5時に登山口（570m）に着いた。両膝がガクガク笑っていた。大変な山行、思い出深い山行、ありがとうございました。 |
