沼田街道~燧裏林道~御池古道
期日 | 2022年10月13日(木)~15日(土) |
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天候 | 1日目晴 2日目霧のち晴 3日目晴 |
参加者 | 9名 |
レベル | 一般向強★ |
コースタイム | 所沢駅5:10=所沢IC=西那須野塩原IC=桧枝岐七入キャンプ場 9:30/10:00―赤法華沢10:40―抱返りの滝12:15/12:45―尾瀬沼山峠13:40/13:55―尾瀬沼長蔵小屋15:20(泊) 7:00―沼尻休憩所8:10/8:15―尾瀬ヶ原見晴十字路10:25/11:25―温泉小屋11:55/12:05―平滑の滝12:30/12:35―三条の滝13:10/13:30―平滑の滝14:30―温泉小屋14:50(泊) 6:30―兎田代分岐7:30/7:35―天神田代8:50―上田代 9:30/10:10―尾瀬御池10:40/11:00―モーカケの滝12:40―七入キャンプ場13:00 |
コメント | 1日目(晴)沼田街道 まだ明けやらぬ所沢を早朝5時過ぎ2台に分乗して、休憩を挟みながら桧枝岐七入キャンプ場に9時半到着。会津沼田街道は群馬県と福島県を結ぶ唯一の街道。往時を偲ばせる渓谷沿いの道行沢は静かで誰にも会わず、直径1ⅿを超えるブナ、クロベ、ミズナラ等黄紅葉も見頃の巨木の道でもある。落差25ⅿ、何段にも重なる岩壁を幾筋もの流れとなって落ちる抱き返りの滝は優雅そのもの。休憩後、一登りで賑やかな尾瀬沼山峠に着く。行きかう人々と挨拶を交わしながら、黄金色の草紅葉の大江湿原を抜けて今宵の宿、尾瀬沼に到着。チェックイン後湖畔散策。沼で遊ぶ水鳥や湖面に映える逆さ燧や見頃の紅葉が素晴しい。 2日目(霧のち晴)尾瀬沼~三条ノ滝 予報に反して、霧雨模様。雨具を着ける程でもない。浅湖湿原のシンボル三本落葉松の黄葉は今一つ。濡れて滑る木道を注意しながら白砂峠を越えて尾瀬ヶ原に。すっかり晴れて、湿原は草もみじが輝き、前方には至仏山、振り返れば盟主燧岳が間近に!気分よく、ゆったりのんびり尾瀬堪能。なんと贅沢なひと時でしょう! 温泉小屋に荷物を預けて、ゆったり流れる平滑の滝。少し下って豪快な日本百名瀑の三条の滝見物を終え、案内された部屋の窓からの黄紅葉は、額縁付きの絵画の様で圧巻!温泉で疲れを癒し、極楽極楽! 3日目(晴)燧裏林道~御池古道 今日は、燧裏林道と御池古道。私にとって未踏のルートで胸が弾む。長丁場なので、朝食を断り早めの出発。朽ち果てた木道は滑りやすく、幾つもの沢を越え、時折紅葉の樹間から燧岳を望み、立派な吊り橋の裏燧橋からは平ヶ岳が見え写真タイム。天神田代、ノメリ田代と幾つもの湿原を横切り大展望の上田代に。平ヶ岳、荒沢岳、未丈が岳等越後の山々を眺めながらのゆったりティタイム。風もなく穏やかで、黄紅葉最盛期の樹々に囲まれ去り難く至福のひと時! 燧裏林道を歩き終え御池へ。ランチ目当ての御池の食事処は休業中でガッカリ。標識を確認して、御池古道に入る。車道と平行したなだらかな道はブナ、岳樺等黄葉が青空に映えて素晴しく、足元は落葉でフカフカの楽しいコース。モーカケの滝は樹の間越しに眺め、七入駐車場に。 数ある尾瀬のコースの中でも静かで燧岳の麓を周回するマイナー向きだと小屋番さんに褒められうれしくなる。3日間好天に恵まれ、黄紅葉真っ盛りに出合え、念願のこだわりのコースを無事歩けて満足、大満足の山旅でした。加齢と共に体力が落ちるのは自然としても、気力を無くさず無理せず楽しみたいと願っています。同行の皆様お疲れ様でした。 車提供のお2人さん ありがとう!! |