山行報告

奥武蔵・松茸山

期日 2022年3月20日(日)
天候 晴れ
参加者 12名
レベル 一般向強★★
コースタイム 所沢7:17=正丸8:30/8:50―薬師堂9:05―雨乞山10:15―松茸山10:30/10:40―旧正丸峠11:45―川越山11:55―昼食12:00/12:20―正丸山12:25―正丸峠12:50―馬頭観音13:20―正丸13:40
コメント 春めいた道を薬師堂へ。お堂の左横から登山開始。車道へ出、擁壁に付けられた階段を登るのだが、ロープのお陰で難なくクリア。
 大きな岩の連なりを前にして、通過にしばらくかかる。今日一番の難所となる。ロープ掛けの最中も、目先の斜面を石が転がり落ちていく。崩れ易い足もと、張られたロープは文字通り命綱だ。岩を廻りこんだあとの待機中に、リーダーの胸元をかすめて石が通り過ぎたが、あっと思う間もなく一瞬だった。あとで、下にいたⅯさんの腕に当たったと知りぞっとした。
 岩や木の根を確かめ、体全体で踏ん張り、ようやく展望の良い屋根にたどり着く。アセビの花に迎えられはっと一息。わずかに進むと右手木の幹のテープ上に、見落としそうな雨乞山の文字を発見する。
 一旦下り、崩れ易い岩に気を付けながら迂回して松茸山山頂に立つ。ここは江戸時代松茸が取れたそうだが、赤松も殆ど無く面影はない。登って来た道を少し戻り、道なき道を下ったのち柵に沿って登り返し、20分ほどで一般ルートと合流する。
 あとは気分も軽く、慣れ親しんだコースを正丸駅へ。今日のまとめとして、リーダーより落石の時は「アー」ではなく「ラク」と叫ぶように言われたが、肝に銘じたい言葉だ。