山行報告

群馬 大行山(だいぎょうざん)

期日 2021年4月26日(月)
天候
参加者 4名
レベル 雪山中級
コースタイム 所沢5:30=所沢IC=沼田IC=尾瀬戸倉スキー場=硫黄沢・富士見下山荘跡駐車場8:10/8:40―田代原9:20/9:40―尾根取付き9:55―稜線鞍部11:05―大行山11:20/12:25―稜線鞍部12:50―田代原14:05―駐車場14:45/15:10=片品村「ほっこりの湯」15:40/16:40=沼田IC=所沢IC=所沢19:00
コメント  1泊2日で尾瀬周辺の高岩と大行山の2山の予定でしたが、高岩は既に雪が無いとのことで大行山のみのプランに変更されました。
 片品村は桜が満開でスイセンや芝桜に彩られ美しい季節。今年は雪解けが早く残雪の山は藪漕ぎを強いられている。尾瀬アヤメ平の南に位置する大行山は果たして・・・。尾瀬戸倉スキー場からすぐの硫黄沢沿いの富士見下山荘跡に車を停め山行スタート。田代原までは尾瀬富士見峠に通じる林道を進む。標高1500を超えた田代原から雪原となりアイゼンを装着し登山開始。まもなく林立したカラマツ林の尾根に取り付く。稜線までの標高差約200が今回の険しいルートとなった。ピッケルとアイゼンワークで一歩一歩登る、途中トラバースやブッシュを突破し稜線鞍部へ。樹林はブナ林から夥しいダケカンバの美しいエリアへ。山頂へは広い尾根歩きで赤布を着けながら辿る。広い山頂で標識を発見できず。ホームページの山行報告では確かにツガに名盤がついていたとのことだが見つけられず残念。南東に日光白根山、北には至仏山が大きく迫って見える。至仏山を眺めながらゆっくりとランチタイム。
下山は往路を戻る計画だが、田代原に下る急斜面は避け緩斜面や沢筋を選んで下る。
 年々雪解けが早まっており、残雪の山行時期は、今後はひと月位早めても良いのかと。今年最後の雪山、絶景と、カラマツ・ブナ・ダケカンバの美林を満喫した山行でした。