山行報告

奥四万日向見川源流域 新行山~木戸山

期日 2021年3月22日(月)~23日(火)
天候
参加者 4名
レベル 雪山中級
コースタイム 所沢6:00=渋川伊香保IC=四万温泉P7:40/8:15―高野山(タカヤサン)10:12/10:52―下山12:13=翌日の登山口確認13:30=四万温泉(泊)15:00/ 5:30=四万野外スポーツ林の奥の登山口6:00―新行山7:30―木戸山12:00/12:50―新行山16:00―駐車場16:45/17:00=清流の湯=所沢21:00
コメント 1日目 高野山(たかやさん) 高野山は全国に10座もあり、読み方は様々だが、その中で1番高い山だそうだ。期待に反して雪は全く無く12本爪のアイゼンが重い。
 下山後まだ時間があるので、翌日の登山口を確認に行く。林道は細くザレて通りにくいが『カーブミラーがあるんだから大丈夫』と心強い運転のお陰で、予定より2キロ奥まで進めた。おまけに小倉の滝を観に行けた。
2日目 残雪を期待してこの時期限定のぐるっと周回する計画だったが、この暖かさで雪は消え藪漕ぎしながらの周回は無理との判断で、木戸山ピストンに計画変更となった。
登山口にガスボンベで作った熊対策の鐘が吊るしてあり、思いっきり鳴らしてから出発する。マイナス3度なのに、いきなりの急登で汗が出る。今日はピストンなので赤布を付けながら進む。藪がこく急坂なので帰路の時間短縮の為に赤布は必要だ。新行山は三角点があるが山名板とは少し離れて付いていた。登山開始から5時間、やっと雪が現れてきてアイゼンの出番だ。藪から解放されて気持ちよく歩けると思ったらなんと雪が緩んで踏み抜き地獄、ズボーっと落ちると抜け出すのが大変、体力を消耗する。悪戦苦闘しながらも辿り着いた木戸山は素晴らしかった。これぞ残雪の山の美しさ、苦労してなお余りある景色なり。山頂の山名板はあったはずが見つからない。風に飛ばされてしまったのか?展望の良い肩まで戻り、Lの解説を聞きながら山座同定、来年は・・・と夢が膨らむ。さあ下山です。踏み抜きも頑張り、またまた藪に突入してひっかかりながら赤い布を目指す。こんなに登ったのかと改めて感心しながらやっと無事下山した。今回の山行は藪漕ぎ残雪山行で歩行時間9時間30分、累積標高差1150mでした。
 帰路、四万温泉で疲れをほぐす。極楽極楽(見たことないけど)
 計画感謝、車の運転感謝、赤布取付回収感謝です。