山行報告

高畑山~倉岳山

期日 2020年12月17日(木)
天候
参加者 7名
レベル 一般向強★
コースタイム 所沢7:29=鳥沢駅9:15―小篠貯水池9:55―高畑山11:40/12:15―天神山12:45―穴路峠12:55―倉岳山13:20―立野峠14:10―登山口15:20―梁川駅15:40/15:55(解散)
コメント  富士山の展望の良い2つの山を結ぶ古くから親しまれているコース。国道20号を東に進み虹吹橋で桂川を渡り、小篠貯水池に出て振り返ると、扇山がその名の通り扇を広げて置いたような山容を見せてくれる。貯水池は小雨のためカラッポで干上がっていたのは残念だった。
 少々荒れ気味の道から鉄骨を渡した橋を渡ると山道になり、気持ちの良い沢沿いの森の中を緩く登りながら高度を上げ、アカマツ林から檜林になった尾根を直上して高畑山に出る。強い寒気でこの冬一番の冷え込みとなった北斜面のため身体の芯まで凍るような寒さだった。山頂からの富士山は大月市の制定した秀麓富嶽十二景の倉岳山に向かう気持ち良い広葉樹林の尾根道をゆっくりと歩き、頂上で念願の雪化粧した富士山とご対面。後ろには遠く奥秩父の雲取山の祾線までも見えとても満足な山行だった。
 高畑山の北斜面で〝霜の花〟に出合えたのは思いがけない感動だった。枯れた茎の水分が凍結して茎を破って枝に付き美しい氷の花のような模様になった10センチ程の氷柱がたくさんできていた。
〝最高のプレゼントね!〟と寒さを忘れて見とれていました。