山行報告

田園調布・等々力渓谷

期日 2020年12月15日(火)
天候
参加者 4名
レベル ウオーキング
コースタイム 所沢9:02=田園調布10:06―宝来公園・多摩川台公園10:50/11:00―等々力渓谷12:30―等々力渓谷見晴らし舞台13:20/13:50―日本庭園14:15―等々力駅14:30=所沢15:35
コメント  今回のウォーキングの場所は、日本有数の高級住宅街の田園調布と、東京都の名勝の1つに指定されている等々力渓谷である。
 先ず、大河ドラマ「青天を衝け」の主人公渋沢栄一が、理想的な住宅地を目指し開発した田園調布の美しい街並みの魅力に浸る。
 駅の西側に放射線状に広がる3本の銀杏並木の中央の道を宝来公園まで歩く。重厚な塀と低い生垣で目隠しされた豪邸に圧倒されつつ宝来公園に到る。自然の地形を生かした閑静な雑木林の公園は、樹々が今を盛りに美しく紅葉していて我々を嬉しがらせる。
 隣接する多摩川台公園へ歩を進める。この公園では宝来古墳や亀甲山古墳の他に8基もの古墳群の存在を間近に目にする事が出来た。緑豊かな佇まいと古代ロマン溢れる古墳群が同居する貴重な公園だと認識させられた。
 いよいよ等々力渓谷へ移動。都心にあるこの渓谷は、等々力のゴルフ橋の袂の階段を下りた所を起点に谷沢川沿いの一本道の散策路である。渓谷から外の景色は全く見えず都心にいながら大自然が楽しめる。
 取り分け日本庭園はこじんまりしているが、自然石をふんだんに使った園路と書院建築は鑑賞に値する。遊歩道の奥の等々力不動尊と見晴らし舞台付近一帯からの紅葉はまさに絶景そのものだった。